清掃業・独立・開業を考える人は本当に多いなって事
こんにちは!掃除屋の嫁です!
検索窓に掃除屋と入力してスペースを押すと…
開業、独立、資格に年収。多いですね!
それだけ独立したいという人が多いからなのでしょうが。
今回は我が家の主人の事ですが。
ある清掃会社で営業部長として働いていました。
営業もしながら現場業務もこなし、現場に人が足りないとなったら現場に飛んでいく。
朝から晩まで現場したあと日常清掃の人手不足現場に飛んでいく…。
繁忙期の極端な話を書きましたが今はまだ体力もあり、若いから良いけれどもこんな生活・仕事環境では体を壊してしまうよ?と良く心配したものです。
結構同じような清掃業の方は多いのではないでしょうか。
そんな中千葉のあるところに営業所を新たに設けようという話になりました。
そこの営業所長に夫が抜擢されたのです。
2年そこそこでその営業所は閉められることのなってしまうのですが…
それを機会に夫は元の会社、本社に戻るかもしくは戻らず会社を辞めて独立をするか考えていたようです。
その時嫁は猛プッシュしました。
あんな会社にいたらいつか体を壊してしまう。
他の従業員からも不満が漏れる社長についていったら上からも下からもぎゅうぎゅうに板ばさみになってしまうと。
もうそこからはトントン拍子でした。
本社には戻らずに退職!
閉めるはずだった営業所をそのまままるっと道具ごと退職金としてもらう!
開業届けを出し、資金を国庫から借入れしていざ自分の会社として夫はスタートしました。
ありがたいことに数年たった今毎年赤字を出さずに経営できております。
でもそれは、もともと前の会社で付き合いの在った方たちの存在が大きいかなって思います。
独立をした話をするとじゃあ今度からは直接仕事をお願いするよ!
知り合いの業者が新たに取引したい掃除屋を探してるから紹介するよ!
こういった繋がりがあるのが本当に多いです。
他にも知り合いの別会社の同業者の方が独立するという話がちょいちょいあって
それならお互いに現場請け合おう!というなんだか妙な連帯感もあったなぁ(笑)
ちなみに独立してから夫はハウスクリーニングが嫌いなので、
依頼がきても断ってしまっております。(エアコンは別ですが)
どうして?需要が沢山あるし、前の会社ではやっていたのにと一度聞いたのですが…
終わりが見えないから嫌い、なのだそうです(苦笑)
たとえばカビだらけの浴室のカビを全て落とすのは困難。薄くはなるけど完全に除去できないパターンがある。
ハウスクリーニングを依頼すると新品のように綺麗にしてくれると思い込んでいる顧客がいること。(劣化は掃除じゃどうしようもないです…)
清掃業の独立には人付き合い、横の繋がりが最重要ですね。
つくづく思いました。